内部被ばく対策

内部被ばく対策

内部被ばく対策

内部被ばく対策

 

近年発生した東北大震災による2次被害として原発事故が起こった事により、その地域を始め日本全土でも内部被ばくによる影響が懸念されています。

 

内部被ばくとは放射性物質を含んだ飲食物を体内に取り入れることにより、放射線物質による放射能の悪影響を体の内部から受け続けるというようなもので、これを体内に取り込んでしまうと中々体外に排出されず、更に放射能を出し続ける期間も基本的には非常に長く、まともな治療法も存在しないということから非常に厄介とされています。

 

内部被ばくをしてしまえばDNAが傷つけられ、これによって癌や白血病、奇形などといったものを引き起こします。

 

被ばく線量が多ければ中枢神経に障害がもたらされ、意識障害やショック症状などを伴いわずかな期間で死に至ります。

 

また被ばく線量が少なく死に至らないような場合でも、白内障、老化の促進、脳機能・知能の低下、体力の低下、無気力になるといった症状が現れ、生まれてくる子供にまで悪い影響を及ぼします。

 

内部被ばくを防ぐにはとにかく放射性物質を含んでいると思われる飲食物を避けるという事です。
具体的な対策としては例えば、水による内部被ばくを防ぐというのであれば、水道水を利用する場合であれば水や食品に含まれる放射線量を調べられるようなガイガーカウンターで、安全なのかどうかを確認し、安全性に問題があるようであれば放射性物質を除去するような浄水器を利用すると良いでしょう。

 

更に近年では安全性が確保された水を自宅に宅配してくれるようなウォーターサーバーといったサービスも普及しており、こうしたものを利用することでも内部被ばく対策になります。

 

食品だと国よりも更に厳しい基準の検査をクリアしたような、安全性のある食品だけを提供している食品販売業者を利用したりするといった方法などがあります。

 

内部被ばくは大人はもちろん、特に細胞分裂の盛んな成長期の子供に対してはより悪影響を及ぼしやすいことから、特に子供がいる家庭では内部被ばくに対する対策をする必要性があると言われています。

 

放射能による被ばくには2種類あります。

目に見えない放射線に外から当たる外部被ばくと、空気中や食べ物・飲み物に含まれる放射性物質を吸い込む、食べる、飲むなどして摂取して、身体の中から放射線に当たってしまう内部被ばくです。

 

外部被ばくの目安となる放射線量を測る単位は、空気中にどの位線量が飛んでいるかを測るシーベルト。
内部被ばくの目安となる単位は、物質1キロ当たりどの位線量があるかを測るベクレルで表します。

 

外部被ばくは発生源から離れれば離れるほど弱くなり、鉛などの遮蔽物を使って防ぐことができます。

 

一方内部被ばくは、空気中の細かな塵に付着した放射性物質を吸い込むことでも被ばくしてしまうので、空間線量が高い所ではN95という何重もフィルターの付いたマスクをして呼吸しなければなりません。

 

食べ物や飲み物に含まれる放射性物質は見えず無味無臭なので、摂取による内部被ばくを避けるには、検査で不検出のものか、汚染されていない土地で生産・加工、水揚げされたを選ぶしかありません。

 

検査の数値では、必ず検出下限値に注目しなければなりません、下限値は低ければ低いほど精度が高い検査と言えます。
検出下限値はその検査で測れる最も低い数値で、検体の状態(水分や空気が多く含まれていると検出が難しい)や、機器の性能、機器が置いてある場所(外部との遮蔽が完璧でなかったり、外部の線量が高すぎると正しい数値が出ない)によっては下限値が下げられません。

 

日本の政府が定める基準値は1キロ当たり100ベクレル、この基準を採用した場合、下限値が100ベクレルとされ、それ以下は不検出、ノーデータ(ND)とされて出荷されているのが現状です。

 

もし徹底的に内部被ばくを避けたい場合には、政府も市民測定所もインターネット上に、測定した食品や水道水の精密な数値を載せていますので、検索してみることをお勧めします。
それを参考にして、どういったものが汚染されやすく数値が高いのか、どの産地の何が高い数値を出しているのかを知って避けることが、内部被ばくを防ぐためには肝心です。

 

放射能の人体への影響